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あなたのサーフィンを変える!サーフボードの「長さ」が持つ意味とは?

  • 執筆者の写真: Eiji
    Eiji
  • 7月18日
  • 読了時間: 4分
サーフボード

サーフィンを始める際、あるいは次のステップに進むとき、必ず直面するのが「どのサーフボードを選べばいいんだろう?」という疑問です。デザインや形も様々ですが、その中でも特に波の乗り心地を大きく左右するのがサーフボードの「長さ」です。

今回は、サーフボードの長さがサーフィンにどのように影響するのか、そしてあなたに合った長さを見つけるためのヒントをご紹介します。


1. サーフボードの長さが波乗りに与える影響


ボードの長さは、主に以下の3つの要素に影響します。

  • 浮力(浮きやすさ):

    • 長いボード: 浮力が高く、水に浮きやすいため、安定性が増します。パドルが楽になり、より多くの波をキャッチしやすくなります。

    • 短いボード: 浮力が低く、不安定になりがちですが、ボードが水に沈み込むことで波のパワーをより感じやすくなります。

  • 安定性:

    • 長いボード: 接水面が広いため、ボードが安定しやすく、テイクオフ後もバランスを取りやすいです。

    • 短いボード: 接水面が小さいため、不安定になります。高いバランス感覚が求められますが、その分クイックな動きが可能です。

  • 操作性・回転性:

    • 長いボード: 安定性が高い反面、方向転換に大きな動きが必要で、小回りが利きにくい傾向があります。

    • 短いボード: 安定性は低いものの、ボードを傾けるだけで簡単に方向転換ができ、波のポケットで鋭いターンやアクションを繰り出すことができます。


2. 代表的なボードの種類と長さの目安


サーフボードはその長さによって、いくつかのカテゴリーに分けられます。

  • ロングボード (Longboard)

    • 長さの目安: 9フィート(約274cm)以上

    • 特徴: 非常に高い浮力と安定性があり、パドルが楽で、小さな波でも簡単にテイクオフできます。波のフェイスを大きく使った優雅なライディングや、ノーズライド(ボードの先端に乗る)といったスタイルが楽しめます。初心者の方にも特におすすめです。

  • ミッドレングス (Mid-length)

    • 長さの目安: 7フィート(約213cm)〜9フィート(約274cm)未満

    • 特徴: ロングボードとショートボードの中間の性質を持ちます。適度な浮力でテイクオフも比較的容易でありながら、ロングボードよりも操作性が高く、ターンも楽しめます。様々な波のコンディションに対応できる汎用性の高さが魅力です。

  • ショートボード (Shortboard)

    • 長さの目安: 5フィート(約152cm)〜7フィート(約213cm)未満

    • 特徴: 浮力は低いですが、小回りが利き、波のセクションを細かく攻めることができます。リップアクションやエアーなど、ダイナミックなパフォーマンスを追求するサーファー向けです。高いパドル力とバランス感覚が求められます。

  • ファンボード (Funboard)

    • 長さの目安: ショートボードに近いものからミッドレングスまで様々

    • 特徴: ショートボードの形状をベースに、幅や厚みにボリュームを持たせることで、テイクオフのしやすさや安定性を高めたボードです。ショートボードへの移行を考えている方や、小波でもアクションを楽しみたい方におすすめです。


3. あなたに最適な長さを見つけるには?


ボードの最適な長さは、あなたのサーフィンレベル、体重・身長、そして主にどんな波でサーフィンしたいかによって変わります。

  • 初心者の方: まずは長めのボード(ロングボードやファンボード)で、安定したテイクオフと波に乗る感覚を掴むことから始めましょう。

  • 中級者の方: 慣れてきたら、ミッドレングスやハイブリッドなど、少しずつ短めのボードに挑戦し、操作性の違いを体験してみるのがおすすめです。

  • 上級者の方: 自身のスタイルや追求したいライディングに合わせて、ショートボードの様々なモデルや長さを試してみると良いでしょう。


まとめ


サーフボードの長さは、ただの数字ではありません。それは、あなたがどんな波に乗り、どんなサーフィンをしたいか、その可能性を広げるための重要な要素です。

様々なボードを試し、自分にぴったりの「長さ」を見つけて、最高のサーフィンライフを送りましょう!

 
 
 

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