サーフィン上達の鍵は「回数」にあり!なぜ海に行くほど上手くなるのか?
- Eiji
- 2 日前
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サーフィン上達の鍵は「回数」にあり!なぜ海に行くほど上手くなるのか?
湘南の海でサーフィンを楽しんでいる皆さん、こんにちは!「もっと波に乗りたい!」「あんな風にカッコよくターンしたい!」と日々願っている方も多いのではないでしょうか?
サーフィンの上達には様々な要素がありますが、その中でも最も重要と言えるのが「海に行く回数」です。今回は、なぜ回数を重ねることが上達に直結するのか、その深いつながりについてお話ししたいと思います。
1. 身体が波を「覚える」:身体が自然と動きを記憶していく
サーフィンは、パドリング、テイクオフ、ボードの上でのバランス、そしてターンのひとつひとつが連動する複雑な全身運動です。これらは、頭で理解するだけではなかなか身につきません。自転車の乗り方を覚えるのと同じように、何度も何度も繰り返すことで、身体が自然と動きを記憶していくのです。
この「身体が覚える」プロセスを回数を重ねるごとに、あなたの筋肉や神経は波の動きに反応し、無意識のうちにスムーズで効率的な動作ができるようになります。結果として、パドルのスピードが上がり、テイクオフの成功率が増え、ライディングが安定する…といった形で、着実に上達を実感できるはずです。
2. 波と対話する力:海の「肌感覚」を磨く
海は常に変化しています。昨日と同じ波は二度とありませんし、たった数分の間にも波の形やパワーは変わっていきます。サーフィンにおいて良い波を選び、長く乗るためには、この変化する波の情報を正確に読み取る力、つまり「波のリーディング能力」が不可欠です。
海に入る回数が増えれば増えるほど、あなたは波のうねりの方向、周期、ブレイクする位置、そしてカレント(潮の流れ)など、あらゆる海の情報を五感で感じ取れるようになります。まるで波と会話しているかのように、次にどこでパドルすべきか、どの波に乗るべきかが見えてくるでしょう。この「海の肌感覚」は、座学では決して身につかない、経験によってのみ培われる貴重なスキルなのです。
3. 心が強くなる:忍耐力とポジティブな循環
サーフィンは、時には忍耐力が試されるスポーツです。なかなか波が来ない時間、テイクオフに何度も失敗してしまう時、思ったようにライディングできない悔しさ…。そうした状況でも諦めずにパドルし続ける「粘り強さ」は、回数を重ねることでしか養われません。
そして、その粘り強さの先に、ついに波に乗れた時の最高の喜び、達成感が待っています。この成功体験の積み重ねこそが、あなたのサーフィンへのモチベーションを高く保ち、さらなる上達へと繋がるポジティブな循環を生み出すのです。
4. 安全なサーフィンのために:経験が命を守る
上達だけでなく、「安全性」という観点からも回数は極めて重要です。多くの経験を積むことで、危険なリップカレント(離岸流)やインサイド(岸に近い浅瀬)の危険な波、他のサーファーとの接触など、潜在的なリスクを事前に察知し、回避する能力が高まります。
「あの人はなぜあんなに落ち着いていられるんだろう?」と感じるベテランサーファーは、豊富な経験に基づいた状況判断力を持っているからこそ、冷静に、そして安全に波を選び、楽しむことができるのです。
最後に:コンスタントに海へ行こう!
もちろん、日々の仕事や生活がある中で、毎日海に行くのは難しいかもしれません。それでも大丈夫です!大切なのは「できる範囲でコンスタントに海に入ること」です。たとえ短時間でも、週に1回でも、月に数回でも、定期的に波と触れ合う時間を設けることが、あなたのサーフィンを確実に、そして楽しく上達させるための最も確実な道です。
一本でも多く波に乗るたびに、あなたのサーフィンは確実に進化します。
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